フットボールの最少人数は本当に1対1なのか
こんにちは。
フットボール指導者の蹴球拳闘士です。
選手、保護者、指導者の皆様に楽しんで頂けるようなブログを書いていきたいと思っています。
あるスペイン人指導者は言いました。
「フットボールの最少人数は2対1である」
あるドイツ人指導者は言いました。
「フットボールは1対1が11個あるスポーツである」
これはフットボールに対する理解、考え方、文化に関わる大きなポイントです。
それでは我々日本はどうでしょうか?
おそらく『1対1×11』と理解している指導者・選手がほとんでしょう。
それでいいのでしょうか?
「フィジカルで劣る日本人はコレクティブ(集団的)に戦うべきだ」
という論調があります。
個人か?集団か?
パスか?ドリブルか?
2極論で語る必要は全くありませんが、バランスの問題はあります。
もしアナタが
「日本人はコレクティブに戦うべきだ」
もしくは
「複数人で連動して攻める・守るフットボールが好きだ」
というのであれば
『フットボールの最少人数は2対1だ』
と解釈した方が良いでしょう。
2対1はドリブルとパスという武器を状況に応じて使い分ける必要が出てきます。
フィジカル勝負ではなく頭脳で戦う余白もあります。
オフ・ザ・ボールの基本も学べます。
保持/前進/ゴールを奪う
それぞれの局面ごとの『2対1』をトレーニングすることが日本のフットボールを進化させてくれるのかもしれません。
それではまた。